ロリポップろくなもんじゃない

ハッピーの中身はしんどいということ

村八分以前の問題

高校3年生になってしまった。「なってしまった」という表現があまりにもふさわしい。先日18歳になりただでさえ現実を疑っていたのに、4月とはいつも恐ろしい月だと思う。(誕生日が年度頭にあると毎年、ああこの先も先陣切って年老いていくのだなという感慨…

マイ・ディア

行きたい場所を、いつも諦めてきた。 どこに行く?誰と行く?いつ帰る?他にやることは?そんなところに行っている場合? わざわざひとを説得するのがほんとうに嫌で嫌で、じゃあもういいよと片付ける。どうせそんなに行きたくなかったんでしょう、と言われ…

おはようミッドナイト

「もう自分を傷つけるのはやめて!」 などと言われ、わたしが何と返したかは思い出せない。ただ、あのだだっ広い会議室の静まり返ったさまは今でも憶えている。あの日、普段生徒の立ち入らない場所でわたしは(わたしだけではなかったのだが)散々傷まみれに…

或る高校二年生の死

今日は3学期の終業式だった。つまり、高校2年生の学業生活が終わったということだ。クラスの目標のひとつとして「しあわせに」過ごすことが掲げられていたけれど、浮き沈みが激しすぎて正直どうだったかわからない。ある時は幸せで、またある時は不幸せだった…

恋から愛へ、あるいは破滅へ

カノーヴァの彫刻が好きで、アモルとプシュケの話を知ったのもそこからだった。言わずもがな、«アモルの接吻で蘇るプシュケ»のことだ。 ヴィーナスは美しいプシュケに嫉妬して、息子であるアモルに「プシュケがこの世で最も醜い怪物を好きになるよう仕向けろ」…

探してやってよ

きょうは一日中心臓が痛かった。時間が経つにつれ悪化した。馬鹿だなと思う。できない約束が脳を往来して、ずっと錯乱していた。まともに振る舞えていたとは思うけれど、結局友人各位に余計な心配をさせている。心配されることは幸せなことだろう。受け取り…

愛に粉糖

最近はご飯を食べることが結構きついので笑える。昼休みの空気に便乗してとりあえず一食食べたらもうなにもいらない。何かを口にする度、わたしを構成するものが少しずつ変わっていく。ゆっくりとそれでも確かに、わたしはわたしでなくなってゆくのだろう。…

許し許され生き腐れ

最近、頭に触れられることが急に苦手になった。前はそうでもなかったのだが、なぜか突然。ぞっとするほど恐ろしく、手を振り払わなければ気が済まない。思えば頭に限らず、触れられることが全体的にだめになってきたようにも思える。 わたしから触れにいくこ…

嘘と言葉の話、愛し子たちのこと

これはどうでもいい話だが、わたしは低血糖症で慢性的な副腎疲労である。コルチゾールがぜんぜん足りていないらしい。過食に陥ってこそいないが食べた分はほとんど保たずに切れてしまう。日中よく寝ていたり夜眠れなかったりするのはそのせいもあるらしい。 …

いつ、どこの昔話

冬休みが終わってしまった。わたしはまだ冬休みという概念がある世界にいる。ことは、救いなのか。『休んでいいよ』の次には『休んだんだから文句言うなよ』がやって来るだろう。休みでもそうじゃなくても外はクソ寒いしパンジーは変わらずに咲いている。わ…

いなくなったらごめんね

2017年になった。なんだかんだ3ヵ月近く放置していたらしい、結局生活は続いている。いいことなのか悪いことなのかはわからない。 なにもできなくなった。前からなにもできちゃいなかったけど、輪をかけて。「お前に何がわかるんだ、と思うと本当にイライラす…

月月月月月

幸せな初恋の記憶があれば、その後も少しだけあたたかい気持ちでいられると思う。はじめて誰かを好きになるということ。叶っても叶わなくても、人生のいろんな数値が、ちょっぴり底上げされる。それは本人が気づかない程度にかすかなもので、だからこそ控え…

おまつりはおしまい

意味を与えること、与えられること、なにを欲しがるのか? わたしは演劇部員だ。現役部員生活最後の文化祭が、もう終わってしまった。 引退が近づいてから「これももう最後だね」と言葉にしてきたことはたくさんあったけれど、文化祭の舞台ももうそこに含ま…

でっかいジェンガ

積み重ねたものが崩れるのはいつも、少し悲しい。愛とか友情とかそういうものはまあ言わずもがなだろうけど、ほらジェンガとかホットケーキとかそのくらいだってどこか寂しいだろう。接してきたものには、程度の差はあれど必ず情が宿ってしまう。かけた時間…

えっへっへ

気づいたら文化祭が目前で、そりゃあ陽が落ちるのも早いわけだと思う。いつまでも夏の名残が消えずに急に夏日になったりしていたけれど、もうそれもおしまいだ。また来年にならないと夏は来ない。 生きていれば、来年は来る。来年はやがて今年になりそして去…

詩歌、中庭、一人一畳

お前の嘘がもっと上手ければいいのに、馬鹿みたいな顔をしないでよ 見ていられる雨だけが好きだ。休みの日もどこかに行かなければいけないんだろうと思う。誰かと食べるご飯というものがこの世界にはあって、誰かのために作ったはずだけど知らぬ間に消費され…

器用不器用意気揚々

折り紙がめちゃめちゃ下手くそなんですよね。得意そうって言われるんですけど全然形にならないし裏の白いとこはみ出すし歪むし散々です。余計な折り目ばっかり増やしてしまう。千羽鶴をみんなで折ることにも加われなくて、なにかを祈ることにすら向いていな…

探せ!重心!

安っぽい牛乳寒天は好感度が高い それまでの生き方を忘れてしまうことはよくあって、それだけ毎日生きることに必死なんだろうなと思います。昨日の自分はもう自分ではないので、昨日の夜中死にそうだなあと思いながらアイロン台の前で気持ち悪い笑い声を上げ…

豆腐などを食べる

夏は終わっても湿度は下がらない、あの日死んでしまった金魚の墓 夏休みという期間がわたしたちには与えられていて、そこにはさまざまな課題があったりする。まあそれは仕方ないし当然のことというか、そういう制約があって高校生という立場を保障してもらっ…

星に祈る的それ

全世界オッケーという気持ち、秋刀魚の季節になることは悲しい 嫌いなものばかり増えるからいつの間にか『嫌い』という言葉を嫌いになってしまって、なんて言えばいいのかぜんぜんわからないんですよ。しんどいとか苦手とか言うようにしても頭の中身は汚いま…

部活とハッピーぬか漬け

スイカの皮を漬けてもおいしいんだってね おそらく青春と呼ばれる今の期間の多くの部分を、部活に費やしている。ひとつの生き方だと思いたい。好きに生きたらいいと言われたので好きに生きている。ワーイ。 部長になってから半年近く経ってしまったのかと思…

馬鹿話

久しぶりに読んだけど 久しぶりにブログを開けた。しばらく前の自分が書いていたことをめちゃめちゃ笑いながら読んだ。バカだと思った。今も同じことを考えていて、引き続きバカだということがよくわかった。バカはバカなりに資源を浪費してこの世に生きてい…

ろくでなしには絆創膏を

愛すべき世界について という阿呆のような書き出しがあったとして、尊ぶべき世界、わたしが何かを賭しても守るべきこの世界はわたしが消えると同時に終わりを迎える。「わたしがいなくなっても太陽は昇る」というフレーズは随分陳腐なものになってしまったけ…

要するに毎日がゼロでゼロにまみれているという話

賽の河原より過酷じゃないか、そもそも石の積み方がわからないんだから 積んだものを壊されるのはつらい、それは火を見るより明らかなことだ。じゃあ積み方を知らない人間はどうすればいいんだろう。重なったものを崩しに来るはずの鬼も戸惑っている。なんに…

なにものかになれない二月半ば

そうかもしれないしそうじゃないかもしれない わたしはなにをあげられるだろう いっそ空気にしておいてくれたらいい。見ているふりをして見ていない。見えていないのに見えているような素振りでとんちんかんな行動を起こす。満足しているのはあっち側だけだ…

昔好きだったひとの話をする

昔好きだったひとが死んでしまう夢を見た ので、一日中悪寒に苛まれていた。ひとが死ぬ夢は嫌いだ。憎くて憎くて仕方ない奴なら構わないのかもしれないけれど、生憎わたしはそのひとを憎んでいない。憎んでおけばよかった、でも今更どうすればいい。指先は血…

冬の公演が終わった

はじまったものは終わっていく。それでも明日はある。 わたしは演劇部にいるのだけど、この間冬の公演が終わった。 長い手記になる。 公演のあとは余計なこともたくさん考えてしまうのだ。 冬の公演はもう4度目になる。慣れたこともたくさんあるしいつまでも…

わたしはきみを愛せる

それ自体が盲目なんだろうな きっとね わたしはきっときみを愛すことができるだろう。きっときみと出会ってもしきみを素敵だと思ったら、きみを愛すことができる。と思う。 それは間違いなく健全なことで、けれど愛はかたちを持っているのだろう。だれかを愛…

たぶん人間が好きなんだと思う

誰かといようとすること ひとりでいるということは、どうしてもわたしをだめにする。らしい、と気づいたのは比較的最近のことだ。 わたしは与えることができない。いつも必ず享受する立場にいる。与えることのできないわたしはせめて、だれかに与えられるな…