2017-01-01から1年間の記事一覧

言質だドン

「今の状態じゃ無理」 「厳しいね」 「当たり前だろ」 「時間があれば」 「信用がない」 「嘘」 「それが評価」 「何をやってもだめ」 「そんなとこだね」 「最悪な6年間だった」 「長かった」 「もう何にもなれない」 「進歩は何もなかったね」 「役に立た…

あなたはあなた、ポテトはポテト

当方受験生でそれなりに忙しく日々を送っているが、今日もわたしは午後に目覚めた。あいにく、生まれた瞬間から夜型だ。ブランチとも呼べないほどのハッシュドポテトを二つ食べて、なくなってしまったケチャップに気付く。外はとても寒い。 今とはつまり正念…

古代文書

1年近く放置していた。日々なにもなく、かといって穏やかなわけではなかったがまた1年生きた。なんでもない今日に、天ぷらうどんを食べてみる。ハッピーアンバースデイ。また新しい朝が来る。きっと希望の朝じゃない。それはそれとして、せっかく久々に開い…

村八分以前の問題

高校3年生になってしまった。「なってしまった」という表現があまりにもふさわしい。先日18歳になりただでさえ現実を疑っていたのに、4月とはいつも恐ろしい月だと思う。(誕生日が年度頭にあると毎年、ああこの先も先陣切って年老いていくのだなという感慨…

マイ・ディア

行きたい場所を、いつも諦めてきた。 どこに行く?誰と行く?いつ帰る?他にやることは?そんなところに行っている場合? わざわざひとを説得するのがほんとうに嫌で嫌で、じゃあもういいよと片付ける。どうせそんなに行きたくなかったんでしょう、と言われ…

おはようミッドナイト

「もう自分を傷つけるのはやめて!」 などと言われ、わたしが何と返したかは思い出せない。ただ、あのだだっ広い会議室の静まり返ったさまは今でも憶えている。あの日、普段生徒の立ち入らない場所でわたしは(わたしだけではなかったのだが)散々傷まみれに…

或る高校二年生の死

今日は3学期の終業式だった。つまり、高校2年生の学業生活が終わったということだ。クラスの目標のひとつとして「しあわせに」過ごすことが掲げられていたけれど、浮き沈みが激しすぎて正直どうだったかわからない。ある時は幸せで、またある時は不幸せだった…

恋から愛へ、あるいは破滅へ

カノーヴァの彫刻が好きで、アモルとプシュケの話を知ったのもそこからだった。言わずもがな、«アモルの接吻で蘇るプシュケ»のことだ。 ヴィーナスは美しいプシュケに嫉妬して、息子であるアモルに「プシュケがこの世で最も醜い怪物を好きになるよう仕向けろ」…

探してやってよ

きょうは一日中心臓が痛かった。時間が経つにつれ悪化した。馬鹿だなと思う。できない約束が脳を往来して、ずっと錯乱していた。まともに振る舞えていたとは思うけれど、結局友人各位に余計な心配をさせている。心配されることは幸せなことだろう。受け取り…

愛に粉糖

最近はご飯を食べることが結構きついので笑える。昼休みの空気に便乗してとりあえず一食食べたらもうなにもいらない。何かを口にする度、わたしを構成するものが少しずつ変わっていく。ゆっくりとそれでも確かに、わたしはわたしでなくなってゆくのだろう。…

許し許され生き腐れ

最近、頭に触れられることが急に苦手になった。前はそうでもなかったのだが、なぜか突然。ぞっとするほど恐ろしく、手を振り払わなければ気が済まない。思えば頭に限らず、触れられることが全体的にだめになってきたようにも思える。 わたしから触れにいくこ…

嘘と言葉の話、愛し子たちのこと

これはどうでもいい話だが、わたしは低血糖症で慢性的な副腎疲労である。コルチゾールがぜんぜん足りていないらしい。過食に陥ってこそいないが食べた分はほとんど保たずに切れてしまう。日中よく寝ていたり夜眠れなかったりするのはそのせいもあるらしい。 …

いつ、どこの昔話

冬休みが終わってしまった。わたしはまだ冬休みという概念がある世界にいる。ことは、救いなのか。『休んでいいよ』の次には『休んだんだから文句言うなよ』がやって来るだろう。休みでもそうじゃなくても外はクソ寒いしパンジーは変わらずに咲いている。わ…

いなくなったらごめんね

2017年になった。なんだかんだ3ヵ月近く放置していたらしい、結局生活は続いている。いいことなのか悪いことなのかはわからない。 なにもできなくなった。前からなにもできちゃいなかったけど、輪をかけて。「お前に何がわかるんだ、と思うと本当にイライラす…